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Xシャーシで使用しているホイール

Xシャーシで使用しているホイールに関するまとめです.

ホイールの選択では”トレッドを狭くできる”と”72mmシャフトで使用できる”の2つを重要視しており,主に3種類ホイールを使用しています.
ここでは,その3種類のホイールの紹介と簡単な加工手順を以下にまとめています.

・大径X5本スポーク


このホイールは 「マックスブレイカーTRF」や「スーパーX・XX大径5本スポークホイール&ハードスリックタイヤ(レッド) 」の後輪を加工したものです.
加工方法や寸法の目安については考案された方がこちら(外部リンク)でわかりやすく解説されていますので割愛いたしますが,私は下記の手順で作成しいています.
①リムをニッパーで大まかに切断
②任意のホイール幅までジルコナイト(粗目→細目)でリューター加工
③スポークをデザインナイフで整形
④ヤスリスティック(#1200)で手仕上げ

また,ホイール幅やスポークの整形方法を変えるとデザインも変わるので,そういった点からもオススメです.

・大径3本スポーク


このホイールは「スーパーX・XXカーボン大径ナローホイール&バレルタイヤ(白)」 を加工し,逆側から挿して使用します. 前述のホイールと違いスポークの整形が必要ないので,加工手順としては大まかに2つだけです.
①車軸用の穴を貫通させる
②リブ側を削って任意の幅に仕上げる

※このホイールは軽量に仕上がりますがスポークが割れやすいので,強度が心配な方は避けた方がいいと思います.

・中径Yスポーク


「ライキリ」や「ローハイトタイヤ&ホイールセット Yスポーク」 の前輪側を加工したもので,逆側から挿して使用します .このホイールは,現時点(2017/5月)で下記の2つの条件を比較的簡単な加工で満たせたので使い始めました.
・適度なマイナスオフセットに仕上げられる
・裏から見てホイールのデザインが損なわれない

加工の手順としては下記の3工程になります.
①車軸用の穴を貫通させる
②リブの反対側を削り,幅9.3mmまで仕上げる
③リブの反対側からスポークを削る
④リブから外に突出している軸を切断

③の加工をしないと,取り付けた際に左前のホイールがシャーシに触れることがあるため,外周から軸にかけてまっすぐになるように削っておいた方が良いです.
また,④の加工をすることで72mmシャフトが飛び出さず,かといって長さが不足しない程度に仕上がります.

おわりに:
ここでは3種類のホイールを紹介しましたが,25mm以上のタイヤは大径X5本スポーク,それ以下のものは中径Yスポークという感じで運用しています.この2つは強度的にも心配ないのでしばらくはこの2種類だけで満足できそうです.

更新履歴:
2017/05/18 公開
2018/11/13 「中径Yスポーク」の内容を加筆