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公式大会での持ち物

公式大会での持ち物をまとめました.

タミヤが主催する公式大会に参加するにあたり,身軽に行動したかったので持ち物を必要最低限のものに絞ってみました.大まかには以下のような感じです.

・マシンケース:Joseph Joseph 「GoEat 2-in-1 ランチボックス」
・工具入れ:リヒトラブ 「SMART FIT ACTACT コンパクトペンケース」
・部品ケース:メイホウ 「VS-318DD」
・電池ケース:Storacell 「12AA Pack Battery Caddy」
・ストップウォッチ:シチズン 「ストップウォッチ069」
・エントリーシール入れ:A6サイズのクリアフォルダ
・放電器:ミニ四駆オートディスチャーの加工品

この記事では,上記の中からいくつか紹介していきます.
・マシンケース マシンケースは,Joseph Josephの「GoEat 2-in-1 ランチボックス」を使用しています.

内寸は下の写真のようにマシン1台が無理なく入るサイズです.多少動くので心配な方はクッションなどを周囲に貼り付けてもいいかと思います.また,このお弁当箱はもう一層入れた状態で使うため,それなしの状態だとフタのシリコンが落ちてしまいますが,100円均一などにも売っている防音用のクッションをすき間に挟んでおけば簡単には落ちないようになります.


・工具入れ 工具は筆箱に入れて持ち運んでおり,2枚目の写真が入れている工具一式です.また,2枚目の写真にあるスラダングリスの入れ物の内,ステッカーのないものにはセラグリスHGが入っています.
ここで注意したのは,飛行機での遠征時に手荷物で持ち込みたかったため,カッター類は入れず,ドライバーの長さとピンセット・はさみの先端の形状などが手荷物検査でに引っかからないようなものを選びました.(外部リンク:国土交通省,機内持込・お預け手荷物における危険物について

・部品ケース 部品ケースは釣り用の小物ケースを使用して,小分けにして収納しています.上段にはビス・ナット類,ギア,マスダンパー,ローラーを入れ,下段にモーター,タイヤ,シャフト類,ブレーキを入れています.また,モーターは ミニ四モーターケースから切り取った土台を使うことで中で端子が潰れたりしないようにしました.

・電池ケース 電池ケースはStoracellの「12AA Pac…
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黒ABS SXX/F提灯 (1710)

5レーンのコース用に作成したマシンの紹介です.

公式大会だけでなくお店でも5レーンのコースを設置している場所が増えてきたので,そこで走らせられるように製作した1台です.

シャーシの全容は以下の写真の通りです.基本的な構造は3レーン用に製作した正転車と変わりませんが,主に壁面の段差対策で前後共にスライドダンパー&19mmローラーの構成になっています.また,タイヤ径は23.6mm程で,前にローフリクションタイヤ,後ろにスーパーハードタイヤを使用しています.


フロントの構造は,市販されているスライドダンパー用カーボンステーを使用できるように,以下のような構成としています.バンパーの土台にはリヤカーボンステー(3mm)を加工したもので,底面を斜めに削ってブレーキプレートも兼ねています.この高さだと23.5mm程の径でも厚さ2mmのブレーキをバンクセクションに触れない位置に貼ることが可能です.

スライドダンパー用カーボンステーはローラー位置の都合でリア用の物を使用しており,ローラーのスラスト角は貼り付けたカーボンに傾斜をつけることで調整しています.

リアの構成は以下の写真の通りで,カーボンマルチワイドリアステーを土台に市販のスライドダンパー用カーボンステー(リア)を使用しています.また,コースへの引っ掛かりを防止するために,ARカーボンフロントワイドステーを加工したものをスライドダンパーと同じネジに取り付けています.

リアの付根は,キットに付属するリヤステーの根元を接着したり,リアカーボンステー(3mm)から自作した3点止めを使って強度を確保しています.根元の補強はFM車だと破損することがあったため行いましたが,正転車だと経験はないので不要かもしれません.


リアのマスダンは,ブレーキプレートに固定しているねじを軸としたものに加えて,ミニ四キャッチャーを使用したものを取り付けています.3レーンでの使用感だと,重量を増やすと前傾姿勢になるような傾向が見られたので姿勢の調整用に取り付けてみました.

提灯はこの記事で紹介した物とほぼ同じ構造で,前方にマスダンを吊るす方式にしています.構造的には下からマスダン軸を立てる方式も可能ですが,重心が高い方が提灯が開きやすそうだったので今回はこの方式を採用しました.


また,フロントとカウンター脇,モータ下のAパーツを支持する部品を追加…

Xシャーシの下処理

3レーンの立体レイアウトで使用しているXシャーシの加工に関するまとめです.

シャーシへの加工は大まかに分けると以下の通りです.
 ①軸受部の中ぐり
 ②側面と底面の加工
 ③バンパーカット
 ④FM化の加工
 ⑤その他

加工順は,①と②の後にタイヤが4輪とも接地しているか確認しているため,上記の順で加工することが多いです.
この記事ではFM用のシャーシ加工を例に,各加工の方法や気を付けている点について述べていきます.なお,正転用のシャーシも④を除いた加工を同様にしています.
①軸受部の中ぐり 620などの軸受を挿入する箇所をリーマなどで中ぐりし,軸受を力を入れずに出し入れできるようになるまで仕上げています.これは軸受に作用する圧力を減らすことで軸受の回転性能の向上と受け部の負担軽減がねらいです.軸受がきつく入った状態のままだと軸受部に常に力が作用しているため割れやすくなる気がします.

②側面と底面の加工 側面と底面の加工は曲げやねじれに対する強さを考えて加工していますが,あまり決まった加工はありません.ただ,通常のABS素材のシャーシで中央部を切ると着地の衝撃などに耐えられず,ローラーのスラストが変化することでコースアウトすることがあったため,ここは残すようにしています.

③バンパーカット バンパーカットの方法はこちらの記事で紹介した通りです.気を付けている点は,バンパーとローラーステーが密接するように仕上げることで強度を確保することです.見た目もよくなるので,少々面倒ですがここは丁寧に仕上げています.

 ④FM化の加工 シャーシを前後反転させてFMXとして使用する際には,電池の向きを反対に入れるための加工をしています.具体的には,下図の白く塗ってあるスイッチ側のプロペラシャフト脇とモーターの少し前にある突起を除去しています.

また,下図の位置に適当な厚さのものを貼り付けています.これが無いと電池がスイッチ側に多少動くことが可能なため,走行中にモーター側のターミナルで接点不良になることを防ぐためにしています.ここで使用したものはXシャーシのバッテリーホルダーの凸部で,0.9mmほどの厚さのものです.

⑤その他加工 上記で紹介した箇所のほかに,Aパーツ支持部品(紹介記事)の取り付け用の穴あけや,リアステー部をナット止めする際は突起の除去などをしています.リアステー…

雑多なこと 3

雑多な内容のまとめ第3弾.
・ピニオンのかみ合わせ確認 モーターのピニオンギアとカウンターギアのかみ合わせを確認するために,カウンターギアのスパーギアと噛み合う側の歯を削り落としました.通常のギアと違い,正面からピニオンギアとのかみ合わせを確認できるので調整に重宝しそうです.

・13mmオールアルミローラーの穴あけ 手順は’①黄色スパーギアの成型でできたくぼみに沿って2mmで穴あけ’,’②520を外したAAにスパーをはめる’,’③①であけた穴をガイドに穴あけ ’で出来ます.スパーギアがしっかりとAAにはまるのでほぼズレませんが,心配なら1つめにあけた穴にビスなどを通しておけば問題ないと思います.3つ穴だと重量はほぼ変わりませんが,520への圧力や見た目が変わるのでありかと思います.

・モーターピンを使ったカウンターシャフト ちょっと太めで長めの耐久性のあるカウンターシャフトが欲しかったのでモーターピンで作成しました.モーターピンはSMC製のモーターのものを使用しています.モータピンの切断は写真のように,使用しない側をピンバイスに取り付けて円盤状のビットを使うと簡単に切断できます.

・やすりのメンテナンス ヤスリでカーボンを削っていると写真のように目詰まりしてきます.一般的に目詰まりした際には金ブラシできれいにしてあげるのですが,下の写真のように目の細かいヤスリなどはなかなか落ちにくいものもあります.そのようなヤスリの場合,砂消しで擦ってあげるときれいに落ちますし カーボンの粉末も舞わないのでお勧めです.

・ブレーキケース 外出先でのブレーキはステンレス製の名刺入れに入れて持ち歩いています.名刺入れの短辺の長さがブレーキの幅にちょうどよく,高さも自分の使用しているもの(厚さ約6mm,15枚用?)で収納可能厚さが3mm程のため1mmのブレーキであれば十分な量を入れられます.嵩張らず在庫が確認しやすいのでお気に入りです.


備考:
ここで紹介している内容は私が日頃実践している内容ですが,これらのアイディアは先人の方々がTwiterなどで紹介されたものが多いです.紹介してくださった方々には心より感謝しております.

ブレーキのお話(スロープとバンクの違い)

立体セクションでのブレーキの接触領域に関するまとめです.

3レーンの 立体コースでは主に「バンクアプローチ20(バンク)」と「スロープセクション(スロープ)」が用いられており,最近ではバンクでは減速せずにスロープで減速可能なブレーキ調整が1つの選択肢として重要になってきています.

そこで,ブレーキ調整の検討のために,それぞれのセクションを走行した際のタイヤからバンパー端までの領域でコースと接触する領域を判定するシミュレータを作ってみました.
スロープとバンクでのブレーキ接触領域の違い,これでいろいろ整理できる pic.twitter.com/R49o2jUIA2 — マツ (@drm272) 2017年6月27日バンクやスロープの寸法はネットで拾ったものなので数値の信頼性は不明ですが,傾向としては悪くないといます.

今回は,このシミュレータの結果に基づいてブレーキ調整の考え方について述べています.また,諸事情によりバンパーの高さが6mmと4mmの時の結果を使って以下で説明していきます.
バンパー高6mm 下の図が各セクションに侵入してから脱出するまでに床面に接触した領域を表したものです.上段がフロント,下段がリア側の結果を示し,左からスロープ,バンク,スロープとバンクの差異です.色は左二つは"青:非接触","赤:接触",右の比較は"緑:差異無し","赤:スロープのみ接触"を表しています.

この結果から,スロープのみで接触する領域が存在することがわかり,バンクの青領域のギリギリあたりにブレーキを貼ればスロープのみ減速可能なブレーキ調整が可能だと考えられます.
また,スロープのみ接触する領域はタイヤから離れるほど広くなる傾向があるため,タイヤから離れた位置でブレーキを調整した方が調整がしやすく,赤ブレーキなど変形しやすいブレーキは強い減速が可能ではないかと考えています.ただし,フロントに関しては最前の位置に貼ると着地の姿勢次第では前転する危険があるので注意が必要です.
バンパー高4mm バンパー高を下げた時の結果は下の図の通りです.色などは前項と同じですが,右下の青の領域は"バンクのみ接触"を表しています.

フロントは前項と同じ傾向ですが,右下の図で赤の領域がなくな…